#空手の寸止め

空手の技や組手試合に寸止めはありません。止めるという器用な技はありません。      目標を手前にし力を出し切る(極め)ことです。

JKAの初代中山正敏主席師範が言われました。

#空手の流派

空手は四大流派があると言われてます。うち流派名に流を付けないのが松濤館です。松濤館流ではありません。日本に空手を紹介し指導した船越義珍先生は柔道の嘉納治五郎先生にお世話になり尊敬されました。 講道館柔道と同じ道場の名前を流派名にされました。松濤とは船越義珍先生が書道等の際に使われた雅号です。

また、中山正敏先生は流派は何ですかと聞かれたら空手協会ですと言われました。我々も連盟にいたころは協会と言われてました。
            

#空手がNHKの趣味どきっ!で放送

私が始めた50年前の空手は強くなりたい男の集まり、今のように子供中心ではなかった。随分と変わってきたもの。オリンピックの組手は外国のスポーツとしか見えない様子。形と組手は同じ立ち方と技と教わってきたが全く違う。オリンピックで優勝する様な形は組手とは全く違う沖縄時代の古武道の様子にさえ見える。でもTV放送は礼儀から入って一安心、これからの空手の進む道は、礼儀と健康がキーになるかも知れない。

 余談ですが、昔は空手の挨拶はオッスと思われてる節がありました。さすがに今時のTVでは言うわけないでしたね。これは戦後に軍隊から帰った人が 狭い船の中ですれ違う時に急ぐため、長い”おはようございます”の 最初と最後を取って短くして”おす”言ってた説があり、これが流行しました。 今は挨拶に時間もあるし、威圧的な様子も見受けられるので、八字立ちでなく結び立ちで普通に頭を下げて、手は体側に伸ばして添え、おはようございます等の言葉をゆっくり丁寧に言います。TVの先生も綺麗な挨拶で良かったです。 また、押忍の字は漫画の世界、当て字なので無関係なものは使いません。

・挨拶から動作に入る前の構えは、八字立ちで手は握り自然に下腹部の前に守りの意味もあり出します。構えに際し手は上から下に振り落とすようなこと、無駄無意味な動作はしません。この構えと挨拶を勘違いしてる人もいますので注意して下さい。